
みなさま、こんにちは
本格的な冬の到来を思わせる寒さになりました。今年も残り1か月 元気に楽しく過ごして頂ければと思います。
さて、先日ですが、利用者様がいらっしゃる自治会の昼食会で、「リハビリのお話をしてもらえませんか?」とのお誘いを頂きました。
そこでちょっとした時間で出来る運動を5種類紹介させて頂きました。担当講師はHさんです。
椅子に座って簡単にできる運動ですので、皆さんもぜひ試してみてください
背筋を伸ばす
方法
① 背もたれに背中がつかない程度に座る
② おなかを意識して凹ませる
③ 足を閉じてお尻を閉めるように意識する
④ 背骨をまっすぐに伸ばす
効果:姿勢を真っ直ぐにする、腰痛予防
つま先上げ
方法
① 足を前に出す
② 両足のつま先を持ち上げる
回数:10回×2~3セット
効果:つまずき予防
かかと上げ
方法
① 足を少し後ろに引く
② 両足のかかとを持ち上げる
回数:10回×2~3セット
効果:ふくらはぎへの刺激、バランス能力の向上
膝伸ばし
方法
① まっすぐ座り、両手は椅子の横に添える
② つま先を向けたまま片足ずつまっすぐに膝を伸ばす
回数:片足5回×4セット、片足10秒保持×2セット
効果:膝を支える力が強くなり転倒防止につながる。膝痛予防
もも上げ
方法
① まっすぐ座り、両手は椅子の横に添える
② 片足ずつ交互にまっすぐ上にももを上げる
回数:20回×2セット
効果:立つ時や歩く時に体が安定し、長く歩いても疲れにくくなる
簡単そうに見えますが、実際に運動をしてみるといかがでしょうか!?
運動中は皆さまからは、以下のようなお話が聞かれました
「どうやるの?」
「この時はどうするの?」
「足がポカポカする。」
「思ったよりも難しい。」 など…
余談ですが、筋肉は「起き上がる」「立ち上がる」「歩く」などの基本動作に大きく関係しています
高齢になると体力が減少し、運動する頻度も少なくなってしまいます。
運動しない生活を送っていくと筋肉はますます低下してしまい、日常生活に大きく影響を与えてしまいます。
この「筋力低下」は上肢よりも下肢の筋に顕著に現れ、関節や筋の柔軟性低下、バランス能力の低下に繋がり、つまずいて踏ん張ることができずに転倒してしまう危険性があります
「転倒」を予防していくためにも足腰の筋力を鍛え、日常生活の中で体を動かしてもらうことが重要になってきます
この日は参加された皆様と、明るい雰囲気の中でお互いに声を掛け合いながら楽しく行うことが出来ました
この運動を少しでも行ってもらえることで、元気に毎日を過ごして頂ければと思います。
これから、ますます寒くなってくることで外に出る機会も減ってくるのではないかと思います
外に出たくないそんな時に、皆様もこの運動を試して頂ければと思います